第35号<特集報告テーマ:文化財と宗教民俗>(2025.03)

基調講演

修験道研究の課題と展望 鈴木正崇

特集

文化財と宗教民俗―2020 年代の今を問うための発題として― 久保田裕道

シンポジウムコメント

地元軽視と女性蔑視観の終焉を願って 吉川祐子
宗教民俗文化財は誰のものか―コメントに代えて― 星 優也

研究論文

岩船地蔵の銚子出開帳と銚子東圓寺の日記念仏掛軸とその周辺 林 京子
前近代天皇制における先祖祭祀の範囲について―近世史料にリストアップされた泉涌寺「陵墓と位牌」―(上) 石野浩司

研究ノート

『今昔物語集』所収の良源・余慶説話(本文欠)について 中村一晴

調査報告

弔いの神楽―北東北における呼称とその分布― 橋本拓也

書評

櫻井弘人『遠山霜月祭の研究』坂本 要
神話から「歴史」へ―書評:斎藤英喜著『神道・天皇・大嘗祭』― 星 優也

新刊紹介

川島秀一著『ハナシ語りの民俗誌』佐々木一成
佐藤弘夫著『だれをも仏や神にする死生観―人は死んだらどこへ行けばいいのか 第3巻』渡 勇輝
島村恭則編『現代民俗学入門―身近な風習の秘密を解き明かす―』渡邉秀司
森田清美『高野山信仰と霧島山信仰―薩摩半島域における修験道の需要と展開―』渡瀬綾乃
稲村行真著『ニッポン獅子舞紀行』久保田裕道

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