第14・15合併号<特集:陰陽道と宗教民俗・特集:聖地と霊木>(2006.03)

特集 陰陽道と宗教民俗

「民俗社会のなかの『陰陽師』の存在形態―高知県物部村の『いざなぎ流太夫』の場合―」小松 和彦
「甲斐国における中世末期の民間陰陽師の足跡」山本 義孝
「『いざなぎ流』研究史の整理と展望」斎藤 英喜
「『民間陰陽道』概念の再検討」木場 明志

特集 聖地と霊木

「山岳聖域の自然林と神木」長野 覺
「墓と樹木の一考察―墓上植樹と梢付塔婆をめぐって―」本林 靖久
「近畿地方の聖地と霊木―特に吉野山と愛宕山を中心にして―」大森 惠子

「略縁起の位置―『遠妙寺略縁起』にみる聖と俗の交錯―」宮本 和樹
「人面鳥身―とくに女面鳥身の遍在と変容について―」森田登代子
「フォークロアとしての供犠譚―七尾市大地主神社の猿神供犠譚の例から―」由谷 裕哉
「白鳥信仰と『カゼ(風)』―霧島山麓の「隠れ念仏」地帯を中心として―」森田 清美

書評

福江充著『近世立山信仰の展開』林 淳
小栗栖健治著『宮座祭祀の史的研究』薗部 寿樹

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