第19号(2009.11)

「死者と仏教―柳田国男から五来重へ―」碧海 寿広
「中世における日中貿易守護と琵琶法師守護に関する弁財天信仰―特に、大覚寺弁財天堂に寄せられた信仰と西園寺家の川の神信仰を中心に―」大森 惠子
「伊勢大神楽にみる「霊性」「聖性」の付与―信仰が地域(ムラ)をこえる理由―」北川 央
「近世・近代移行期における宗教者組織の再編と解体―土佐国「博士」集団を事例に―」山本 琢
「阿蘇地方の龍神と弁財天信仰の諸相」米田 幸寿
「『大峯当山御補任由来略述』について」石黒 智教

書評

橋本章彦『毘沙門天―日本的展開の様相―』鈴木 善幸
「『憑霊宗教者』の語りの可能性―アンヌ・プッシイ『神と人のはぎまに生きる―近代都市の女性巫者―』を読む―」斎藤 英喜

新刊紹介

小松和彦還暦記念論集刊行会編『日本文化の人類学/異文化の民俗学』
大島建彦著『疫神と福神』
竹居明男編『北野天神縁起を読む』
河内将芳著『秀吉の大仏造立』(シリーズ権力者と仏教)
北川 央著『神と旅する太夫さん―国指定重要文化財「伊勢大神楽」―』

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